作成日:2023/11/14
企業型確定拠出年金(DC)と中小企業退職金共済(中退共)の違い
企業型確定拠出年金(DC)
対象者:幅広い企業の従業員(大企業から中小企業まで)。
特徴:従業員が自分の退職金を自ら管理し、投資することができる。投資のリスクとリターンは従業員が負う。
メリット:投資選択の自由度が高く、積極的に資産運用を行いたい人に適している。社会保険料の効果も期待できる。
税制のメリット:従業員が給与から拠出する金額は、所得税と住民税の課税対象所得から控除されます。
デメリット:市場の変動によっては資産価値が減少する可能性もある。基本、60歳以降でないと受け取ることができない。
中小企業退職金共済(中退共)
対象者:中小企業の経営者や従業員。
特徴:企業が共済組合に加入し、従業員のために退職金を積み立てる。運用リスクは共済組合が担う。
メリット:従業員は投資選択を行わず、安定した退職金の積立が見込める。
税制のメリット:企業が共済組合に納付する共済金は経費として扱われ、税金の控除対象となります。
デメリット:共済組合の運用成績に依存する。リスクも低いがリターンも低い可能性が高い。
ポイント
従業員の投資への自由度
社会保険に与える効果、影響
税金効果の内容
それぞれにメリット、デメリットがあります。
安定した退職金制度と積極的な老後資産形成、どちらの制度も利用いただくと、
両方の良いとこどり!ができます。
両方の良いとこどり!ができます。